管理栄養士が教える「リバウンドに打ち勝つ方法」3選

カロリー制限や、低脂肪ダイエット、炭水化物ダイエット・・・

色々な食事の方法がありますが、今だけ痩せても継続的に続かず

リバウンドをしてしまっては体型をキープできないことはもちろん、健康の維持にも

悪い影響を及ぼしますよね。

そんなリバウンドに悩む方には、是非最後までお読みいただきたいです!

なぜリバウンドする?

最近では様々なダイエット法がありますが、人によって太る原因も多少は違うため、

そのダイエット方法が合う・合わないの違いはあると思います。

カロリーを抑える・脂質を控える・糖質を減らすなど、

結論、どのダイエット方法でも体重を減らすことはできます。

これらは、大体半年間くらいは継続していれば順調に体重が減っていくことが多いでしょう。

しかし、順調に体重が落ち始めても、

減量がストップしてしまういわゆる停滞期というものがきます。

これは身体の防衛反応のようなもので、ある一定の体重を下回ると危機を感じ

からだは内臓や筋肉などの機能を低下させ、省エネモードにすることで

少ないエネルギー消費でからだを機能させるようになります。

結果、エネルギーの消費を抑えることで体重をキープさせようと働きかけるのです。(代謝の低下)

さらにその後は、生命活動を優先的に行うためむしろ体重を増やして飢餓を防がなきゃ!と

ホルモンがサインを出すため食欲を増進させ、体重が増えやすくなってしまうのです。

その時、からだは栄養素を吸収しやすく、脂肪を蓄えやすい状態に。

リバウンドする理由は、からだの防衛的なメカニズム、なんです。

リバウンドを防ぐ方法3選

①極端に偏った食事制限をしないこと

体重ばかりを気にして、無理な食事制限で急激に体重が落ちると

上記でも記載したようにからだは飢餓を感知しやすくなり、リバウンドしやすくなります。

目安としては、1ヶ月で減量しても問題のない量(リバウンドしにくいと言われているの)は

体重の3%程度。肥満度が高い方ほどはじめは体重が落ちやすいですが、リバウンドを防ぐため

無理なく、ゆっくりと計画的に落していきましょう。

②代謝を落とさないこと

リバウンドをする原因でも述べたように、

停滞期がくると代謝が落ちてエネルギー消費量が減ってしまいます。

そのため、基礎代謝を上げることで何もしていない状態でも

エネルギーの消費量を増えるため、燃費が良くなり痩せやすいからだを作ることができます。

日常生活での適度な運動は、筋肉量を増やし代謝を上げることができます。

運動をしないと・・という使命感に駆られてしまうと継続が億劫になりますので

日頃から少し遠回りして駅まで行く、とか

天気の良い日は散歩する、とか

雨の日は家でテレビを見ながらストレッチや筋トレをしてみるとか。

ちょっとした意識を持つことだけでも継続することは大切なことです。

③規則正しい生活習慣を

睡眠時間が確保できていない、ストレスが溜まっている、そんな状況だと

ホルモンバランスが乱れて代謝の低下に繋がります。

睡眠は食欲をコントロールするホルモン分泌にも大変関わりが深いため、

健康の維持だけではなくダイエットにも重要な関わりを持つ生活習慣なんです。

また、よくある「⚪︎⚪︎だけダイエット」など偏った食事をしていると

栄養バランスが崩れ、ビタミンやミネラルなどの栄養素の不足からも代謝は下がります。

少し前にバナナやサバ缶・納豆などスーパーから消え去った食材もありましたね。

バランスの良い食事や、睡眠時間を確保できるような生活を心がけてみてください。

まとめ

ダイエットの敵であるリバウンドは、からだに組み込まれているメカニズムであるため

ほとんどの人は経験していくものです。

決してダイエットしている人が意思が弱いとか、我慢が足りていないとかそういう話ではなく

誰にもが起こり得る自然な現象なんです!落ち込む必要はありません。

そんなリバウンドに打ち勝つために、計画的なダイエットをしながら生活習慣を整え、

理想的な体型をゲットし、健康の維持をしていきましょう!

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