管理栄養士が教える「紫外線対策に効果的な成分」その2<ポリフェノール>

こんにちは。

前回は「紫外線対策に効果的な栄養素」その1<ビタミンC>について

アップしました。まだ読まれていない方はこちらからどうぞ。

ビタミンC以外にも、夏の紫外線が気になる今の時期に積極的に摂りたい栄養素があるんです!

本日はポリフェノールについて。

ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです♪

ポリフェノールとは?

自然界に幅広く存在し、植物の苦味や渋み・色素成分です。

植物が日光や害虫などの環境ストレスに耐えるために生成し、

8000種類以上も存在するといわれています。

代表的なものは「クロロゲン酸」「アントシアニン」「カテキン」など

赤ワインやコーヒーや・緑茶などに多く含まれています。

ポリフェノールが紫外線対策に効果的な理由!

紫外線を浴びると、メラニンが生成され細胞内では活性酸素が発生します。

この活性酸素がコラーゲンやエラスチン生成に影響を及ぼし、

肌のシワやたるみ、弾力が失われるなど肌の老化の原因になってしまいます。

ただ活性酸素自体が悪者であるわけではなく、細菌やウイルスから守る重要な役割があります。

しかし活性酸素が増えすぎてしまうと正常な細胞を攻撃してしまうのです。

そのため、紫外線を浴びて活性酸素が増えている状態では、

バランスをとるために抗酸化作用アップのために行動をすることが必要です。

ポリフェノールは、強い抗酸化作用を持ちますので、意識して摂取するようにしましょう!

ポリフェノールはどのように摂取するのが良い?

ポリフェノールはコーヒーや紅茶・ココア・緑茶・赤ワイン・ウーロン茶などに多く含まれます。

食品ではトマト・ごぼう・ほうれん草・ブロッコリーなど色の濃い野菜に含まれます。

ポリフェノールの特性として、摂取してから2時間ほどで体内に吸収され

3〜4時間で消えてしまいます。

そのため、水分補給で小まめに緑茶を摂取し、コーヒーやココアで休憩。

食事では色の濃いお野菜を取り入れていきましょう♪

紫外線対策だけじゃない!ポリフェノールの健康効果

  • アレルギー改善
  • 疲労緩和
  • 視覚機能向上
  • 心血管系疾患リスク低減
  • 骨の健康に関与し改善
  • 動脈硬化や糖尿病など生活習慣病改善

など肌の健康以外にも様々な効果が期待されているんです!!

まとめ

紫外線を浴びることにより活性酸素が増えると肌トラブルの原因に。

ポリフェノールは高い抗酸化作用をもち、活性酸素の除去し肌を守ってくれます。

小まめに飲料でポリフェノールを補給しながら、

日々の食生活でもポリフェノールを多く含む食材を取り入れていきましょう!